サポート(FAQ) 德倉をより詳しく知っていただくために。

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德倉や製品に関する良くあるご質問

株式会社徳倉の製品やサービスに関してお問い合せの多いご質問などをまとめました。
こちらをご覧いただき、解決されない場合はお問い合わせください。

株式会社德倉は何を造っている会社?
昔は砂糖を製造していましたが、今は砂糖を細かく砕いて、粉状の砂糖、いわゆる粉糖を製造しています。
それだけではありません。砂糖を作る技術,砂糖を粉砕する技術を生かして、エリスリトールなど、さまざまな食品原料を粉砕、ケ-キ屋さんや製菓会社が使い易い形にして提供しています。
さらにそれら粉砕された原料や各種の粉末食品の加工をおこなっています。例えば粉糖やココアを乳化剤や食用油脂でコーティングして、水分の多い食品、例えば生クリームや、アイスクリームに振りかけても溶けにくく、また変色しにくい形に加工した製品として提供しています。
またこれら食品加工に必要な新しい技術の開発研究も絶えず行い、特許も数多く出願し、取得しています。
このように株式会社德倉は食品の粉体製造と粉体加工を通じて広く食品業界を始め、ご家庭でもご利用していただいている製品を提供している会社です。
粉糖とはどんなもの、何に使うの?
株式会社德倉の造っている粉糖についてもう少し詳しく説明しましょう。
粉糖の原料にはグラニュー糖が使われています。ご家庭で広く使われている上白糖より純度が高く水分の少ないグラニュー糖を細かく粉砕することで作られた粉糖は、チョコレートやホイップクリームに混ぜ込んでも素早く馴染み、ざらつきを感じさせない高級な製菓用砂糖として広く使われてます。
また、生クリームをつくるときに牛乳やクリームに溶けやすい砂糖としても使用されております。そればかりではありません。モンブランケーキやドーナツ、シュークリームなどに振りかけて、粉雪でおおわれたようなおしゃれな感じや高級感を演出することができます。
粉糖にどんな種類があるの?
まずMGP純粉糖ですが、これはグラニュー糖を粉砕した、何も混ぜていない粉糖です。純度も高く味も口どけも大変良いのですが,残念なことに、固まりやすいと言う欠点をもっています。少しの温度変化、湿度変化でも固まってしまうことがあります。製造後すぐにご使用いただくか、篩で固まりを取り除くことが必要となります。
このような欠点を改良したのがMGPーs粉糖です。この粉糖は固まりにくくするために、少量のコーンスターチを混合してあります。
MGPーs粉糖 と同様、固まりにくく、その上コーンスターチの持つ澱粉特有の食感を改良して、MGP純粉糖とまったく同じ食感と性質を持たせた製品が、マルトデキストリンを配合したNSP粉糖です。
アイスクリームや生クリームに振りかけられる粉糖はありますか?
MGP純粉糖、MGPーs粉糖、NSP粉糖は水に溶けやすい性質ですので生クリームやアイスクリームのような、水分の多い食品のトッピングとしては使えません。そこで研究開発の結果、生まれたのが、「NSPトッピング」という名称で販売されている粉糖です。今までも、油脂で粉糖の表面を包んだ水に強い粉糖はありましたが、この製品は油の臭いが、わずかですがするため、日本ではあまり好まれませんでした。その欠点を改良したのが砂糖を原料にして作られた乳化剤で粉糖の表面に薄い膜を作り、水分から砂糖を守ることに成功した「NSPトッピング」という製品です。
この製品は油の臭いもなく、甘みに対する影響も少ない、トッピング専用の粉糖です。
他にも、より耐水性を向上させたものや付着性を向上させたトッピング用粉糖もございます 。
ドーナツやバタークリームに振りかけられる粉糖はありませんか?
もちろん、あります。といっても、それが不思議なことに、水に強いNSPトッピングが油にも強いことがわかりました。普通、水に強いものは油に弱い、油に強いものは水に弱いと考えるのが常識ですが、NSPトッピングは生クリームにもバタークリームにも使える不思議な粉砂糖です。